アレルギー性結膜炎|大津市堅田の【はやし眼科医院】 白内障手術・緑内障からコンタクトまで|JR堅田駅徒歩3分

はやし眼科
滋賀県大津市今堅田2丁目14-3 Tel 077-574-4321

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎とは、アレルギー反応により、目の痒みや異物感などが起こる疾患です。アレルギーは、外部から体に異物が入ってきた際に生じる免疫反応の一つですが、本来なら無害なものに対して体が過剰に反応した場合を指します。日本人の15~20%くらいがアレルギー性結膜炎に罹っていると言われており、その内の約85%は花粉症による目の症状(花粉性アレルギー性結膜炎)と推定されています。

アレルギー性結膜炎には、スギ、ヒノキ、イネ科の植物の花粉が原因となる「季節性アレルギー性結膜炎」、1年中身近に存在するダニやハウスダストなどが原因となる「通年性アレルギー性結膜炎」、また春から夏にかけて症状が悪化する重症のアレルギー結膜炎である「春季カタル」などがあります。春季カタルの原因としては、ダニやハウスダスト、花粉、ペットの毛、コンタクトレンズなどが挙げられます。

症状について

アレルギー性結膜炎の代表的な自覚症状としては、「目が痒い」「目がゴロゴロする」「目やにが多い」などがあります。程度の差こそあれ、一般的に両目に症状が生じることもアレルギー性結膜炎の特徴です。まれに片方だけ強く症状の出る場合もあります。

季節性アレルギー性結膜炎では、毎年決まった時期に目の痒みなどの症状が現れます。ほとんどはスギやヒノキなどの花粉が原因で、患者様の約7割が「アレルギー性鼻炎」を併発すると言われます。通年性アレルギー性結膜炎では、ダニやハウスダストなどの原因物質が1年を通して存在するため、症状に季節性はみられず、慢性化しやすい傾向があります。

春季カタルでは、目の痒みや充血、痛み、まぶたのむくみ、異物感、大量の目やになどが見られ、くしゃみや鼻水を伴うケースもあります。幼稚園児や小学生男子に多く発症しますが、症状の多くは大人になると落ち着いてきます。

アレルギー性結膜炎の治療

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎の治療は、抗アレルギー薬などによる薬物療法が主体となります。通常、抗アレルギー点眼薬と弱いステロイド点眼薬を使用します。なおも症状が治まらずに日常生活や仕事に差し支える場合は、抗アレルギー薬を内服することもあります。重症のアレルギー性結膜炎である春季カタルに対しても基本的には同じ治療が行われますが、症状が改善しないようなら免疫抑制薬(臓器移植の際に拒絶反応を抑える薬)の点眼を用いることもあります。

なお、季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)については、花粉の飛散が始まる1週間くらい前から抗アレルギー点眼薬の投与を開始すると、強い症状があまり出なくなり比較的楽に花粉症のシーズンをのりこえることができます。

名称

はやし眼科

住所

〒520-0241
滋賀県大津市今堅田2丁目14-3

電話番号

077-574-4321

診療科目

眼科

院長

林 孝宏
日本眼科学会 眼科専門医

アクセス

JR堅田駅より徒歩3分
専用駐車場11台あり
診療時間